それは生産時での
「鉄イオン」をいかに効率的に、かつ安全に利用できるかであると考えています。そのためには安全な
「鉄化剤」が必要ですが、そのような理想的な鉄化剤は存在しませんでした。
アイロニカ工学研究所では多くの実証実験を重ね、これまでにない画期的な鉄化剤
“アイロニカ”の開発に成功しました。
原料には有機JASの条件を満たした木くず・もみ殻などを使用することで、天然に存在するといわれる「フルボ酸鉄」を人工的に製造しました。アイロニカは自然に近い分子構造をした鉄イオンであるため、植物にとっても吸収しやすく、環境にも良いことが特徴です。
これは生産量の向上や有機農法の発展が見込まれるだけでなく、植物自体の免疫機能を高めるミネラル含有向上の促進が期待できると考えております。
現在では主に山形県を中心に、アイロニカを水田に使用した農家さんが増えております。最近の高温障害やカメムシ被害が数多くみられる中でも、例年通りの一等米の比率を維持していることから、大変喜んでいただいております。
詳細は弊社刊の著書【COVID-19と共に生きる、2020】や【youtube:URL】をご覧ください。
